通販で購入したお仏像の飾り方と祀り方

お仏像は今大ブームとなっていて女性の仏像ファンを表す「仏女」なる言葉も登場しています。各地を廻って見て歩くだけではなく、自分で作ったり、家に飾る方も増えています。お仏像はかつて仏師によって一つ一つ彫って作られていましたが、近年3dプリンターで作られたものが発表され話題を集めたように、作り方も様々になっています。購入の方法も専門店で買い求めるだけではなく、通販で入手できるようになりました。また近年、ご仏壇が様変わりし、これまでの金仏壇などに加え、家具仏壇やミニ仏壇などを利用する方も増えたことから、その仏壇に納めるお仏像を買い求める方も増え、通販を利用しての仏像購入の需要が増して来ていると言えるでしょう。では通販で購入した場合、飾ったり祀ったりする方法はどのようにすればいいのでしょうか。見ていくことにしましょう。

仏壇に安置する場合の方法について

お仏像を購入する目的は大きく2つの場合があり、一つは単純に家に祀ったり飾りたい場合、一つはご仏壇に安置するためでしょう。仏壇に安置する場合に第一に考えることは「宗派」です。ご本尊も天台宗であれば阿弥陀如来坐像、釈迦如来坐像ですし、臨済宗では南無釈迦牟尼仏、真言宗では大日如来立像という風に、宗派によって決まっているので購入時に注意しましょう。その祀り方も厳密には宗派によって決まった配置の方法があるので、ご自分の宗派について調べて配置するようにしましょう。近年では仏壇の本質について見直されて来ており宗派を超えた配置の方法も認められるようになってきました。と言っても基本はありますので一度見て知っておくことをお勧めします。近年では手元供養といってご本尊ではなく故人を祈りの対象としたい場合、ミニ仏壇などにご本尊を置かずに故人のミニ骨壺などを納めて供養なさる方もいます。

ご仏壇ではない場所に飾ったり祀ったりする場合

運気を上げたい時や心の安寧を求めたい場合あるいは単にインテリアとしてなど仏像を家に飾る方も増えてきています。宗教由来のものなので仏具などが必要ではないかなど飾り方について悩む方もいらっしゃるでしょう。粗末に扱わなければ、どのように飾ったり祀っても大丈夫です。材質にもよりますが、直射日光の当たる場所やエアコンの吹き出し口などは破損や劣化の原因になるので避けた方がいいでしょう。分霊や開眼供養をしていなければ単なる物だとして置物と同じ扱いで飾る方もいます。大切なのはご自分の考えですから、納得のいく方法で飾ればよいでしょうが、心の拠り所としたい場合にはやはり丁寧に扱い、埃など被らないようにしたいものです。 基本的に「神仏敬えど願い事せず」です。拝するのでは無く、拝させてもらうものということは覚えておきたいですね。